ジェット残念 [温泉のお話]
きょうは家の仕事がなく、妻も勤めがお休みでした。
午前中に多少の用事を済ませ、昼からは近くにある温泉施設へ。
大阪市此花区にある〝上方温泉・一休〟というところなのですが、ウチから車で20~30分ほどで
行くことができ、非常に便利です。
そして近いこともさることながら、何よりも施設を清潔にしていらっしゃるのがここの温泉の魅力。
さらに近隣の温泉にしてはめずらしく、源泉の温度が50.3度!
水を加えず、独自の冷却システムで適温に冷ましたお湯は、ほんのりと褐色で非常に具合い良し。
←上方温泉・一休
訪れたのが平日の午後ということもあり、非常に空いていました。
露天風呂から景気よく沸き上がる、湯気がとても心地よい…、大阪もだいぶ寒くなったもんねぇ♪
湯気の向こうにうっすらと見えるのは、ご老人のヒンズースクワット。
元気だな…、僕もあの年になって同じことができるだろうかと思いつつ、手足を伸ばして極楽気分。
…ところでこの一休、きょうは一部設備が故障していたようで、内風呂の2つの浴槽に付いている
[泡ジェット噴出装置]が作動していませんでした。
僕にはとくに必要のないものなんでべつに何とも思っていなかったのですが、これが老人たちには
かなり重要な問題だったらしい。
風呂から上がってロビーに向かうと、受付の女の子たちに詰め寄るひとりの老人が!
どうやら「じぇっとがないのは話にならん!」「じぇっとがないのに料金はいっしょか?」、みたいな
お話でした。げに恐ろしきは年寄りの怨嗟の声よ…、などと思いながら横で聞いていたのですが、
言うだけ言って気が済んだのか、ほどなくしてその老人は去ってゆきました。
そしてさらにその場で妻が出てくるのを待ってると、やってきました、先ほどのスクワットのご老人!
風呂場の中での様子からわりとカラッとした、あっさり物分りのよい老人かと思っていたのですが、
やっぱりそのまま受付に直行、ジェット関係で女の子にからんどる。
しかし「(とくに)女の人たちは(ジェットの)マッサージを楽しみにしとる!」ってのはまだ良いとして、
「店に来てから〝じぇっと潰れてます〟って言われても、ハイそうですかと帰るわけにもいかんや
ないか!」という言い分は如何なもの?果たして一体どこで告知すればいいと言うのやら…。(-_-;)
でも困った話だなと思いつつ、途中からご老人たちがあまりに「じぇっと、じぇっと!」と言い募るのが
面白く、受付の横でしばらく独り、笑いが止まりませんでした。(^_^.)
〝ジェット〟って大切なんですなぁ!
上方温泉・一休 所在地・大阪市此花区酉島5-116-1
電話・06-6467-1519
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