トリ目 [セキセイインコ]
セキセイインコを飼う醍醐味、飼鳥との素敵なひととき、優しいスキンシップ、魅惑の放鳥タイム!
ひじょーに楽しいこの時間ですが、カゴから出すのはいいにせよ、インコをカゴに戻す時が大変。
すんなり自分から入ってくれればいいのですが、そんなことは稀のマレ。
捕獲(?)しようとしても、たいていはもっと遊ばせろと入るのを嫌がる、インコとの知恵比べになって
しまいます…。
やはり一番の問題はあの、インコの目の形状というか、視界の広さでしょう。
←インコを後ろから見た図
イラストのように、後ろから見るとインコの目は顔よりもちょっと飛び出しています。
これによりおそらく、上方向にはほぼ、360度の視界を確保しているのではないかと思われます。
しかもその、永い間の生存競争により培われた遺伝子が命じるのでしょう、インコは上から近づく
物体に非常に敏感であり、強い警戒心を持っています。
きっと「捕食者は上からやってくる」と、いうことなんでしょうね。
ちなみにうちではぴぎょを鳥かごに戻すとき、
① 正面切って対決する
② エサで釣る
③ ティッシュをかぶせて視界を奪い、捕まえる
④ 上に逃げられないところ(棚の中など)に連れて行き、捕まえる
…などなど、いろいろと試行錯誤を繰り返してきましたが、ヤツは次第にこちらの目論見をすべて
学習してしまい、近頃ではなかなか捕まえることができず、困っておりました。
ですがついに、ひとつの答えに行き着きました。そう!ヤツらは[トリ目]だったのです!
この仮説を実証すべく、先日ぴぎょを手の上に乗せて、洗面所の暗がりへ。
後ろから、そぉっと手を近づけてみるとどうでしょう…ムハハ!仮説は正しかった、バカめピギョコ!
まったく見えとらんではないか!
5cm以下まで手を近づけても、本当にぜんぜん気づく様子がない!あっさり拘束(?)できました。
そのまま「容疑者、確保!」と叫びつつ、喜色満面で鳥かごへ直行!
その後きょうで1週間ほど経ちますが、この戦法はいまだまったく破られる様子がありません♪
また、夜などは突然電灯のスイッチを切るなど、バリエーションも使えてまさに無敵です。
楽しく遊んだあとのインコの確保にお困りの皆様、どうぞお試しになってくださいね。
日々、ゲージに入れることがむずかしくなってきた頃・・・
実は、「トリ目作戦」を実行してみた事があるのです。真っ暗にすると・・・・・ちゅんスケの奴、脚がガクガク震えているではないですかっ☆(手のひらに振動が伝わってきて)そのあと電気をつけるといつもは「出してくれ~」と始めるのに、よほど怖かったのかしばらく目も合わせずにゲージの片隅でたたずんでいました。ぃゃぁ~・・まるでスゴイ悪者になった気分でした(笑)
by がめごん (2006-12-10 13:08)