愛シテル

この話を、どのように書こうかと思ってしばらく考えていたのですが、結局いくら考えてもあまり
良い考えが浮かばなかったので、普通に書くことにします。


　少し前ですが、我が家に悲しい出来事がありました。

　黄色いセキセイインコの愛娘、ちい(１歳５ヶ月)がいわゆる
　オウムやセキセイの不治の病、“PBFD”(オウム類嘴羽毛病)に
　感染していたのです。

　先月の26日、連れて行った近所の獣医さんで判明。

　ま、例のサンプルをアメリカに送る、詳しいウイルス検査をした
　わけではないのですが、症状から見てほぼ100％、間違いない
　とのこと。

　去年、我が家にやって来てから、最初の換羽が終わった後
　羽毛の色つやが悪くなり、風切羽がほとんど生えてこなくなって
　しまったちいちゃん。


じつは、飼主はすっかり飛べなくなってしまった彼女の様子を見て以前からこの病気である可能性を
疑っていたのですが、はっきり［宣告］されるのが嫌で、長らく病院に行くのをためらっていました。

続きを読む

タグ：セキセイインコ

不参加さん

家族３人、大騒ぎ！



今年も一昨日、出ました、初ゴキブリ！
常日頃から台所の始末には気をつけているものの、何せうちは隣が飲食店。
以前は下水管を伝って侵入したネズミが車庫で大暴れしたこともあり、やはり対策にも限界が。

第１発見者、妻！見つけた途端にフリーズ！早々と役立たず！
仕方なく新聞紙を片手に立ち上がる夫！そしてその肩の上の愛娘、セキセイインコのちい！

しかし、どうしてああも上手に逃げ回るんでしょうかね？
部屋じゅうの戸棚や荷物をさんざん動かしまくった挙句、５分ほどの大立ち回りの末、ようやく
ビニール袋の中に封印しました。

ところで冒頭に［家族３人］と書きましたように、この騒ぎにまったく参加していなかった人が
ひとり。

それは…

続きを読む

タグ：セキセイインコ

スイッチ嫌い

　就寝前に、短いお話をひとつ。

　だいぶ以前にも一度このぶろぐに書きましたが、我が家は放鳥
　・お遊びタイムの後、ぴぎょを捕獲するとき、日没後は“トリ目”に
　つけこみ、電灯を消して暗闇の中で捕まえています。

　　　「……容疑者、確保！」

　毎回その雰囲気を察知し、なんとか逃れようとするぴぎょちゃん。

　“鳥族”の宿命には勝てず、結局ぱぱのお手てに納まってしまう
　わけなんですが、面白いのはこの息子さん、電灯のスイッチの
　ことをよく理解しています。

　ぱぱの手がスイッチに伸びるなり、ものすごい慌てて、「ポピッ！」

ワキ目もふらずに飛び上がるのでけっこう危険なんですが、その必死の様子は本当に可愛いやら、
まったくややこしいやら……！(^_^.)

（画像は本文にはまったく関係のない、手を差し出すといつもギャアギャア怒るくせに、ほっぺたを
かいてあげると一発！すぐにウットリと、おとなしくなる身勝手なちいちゃん）

残され人たち

　下(↓)の画像は、小松菜を食べるちいです。


　しかし本当に食べているのかどうか、上から下から激しく組みつく
　ので、まるでケンカを売っているみたい。(>_<)

　見ている限りではバリバリと散らかすのみで、体に滋養となって
　いるかは甚だイブカシイ。

　…でも最低限、菜汁はお口に入っているよね？
　オテンバで元気なのはいいけど、ちょっと心配な我が家の愛娘。

　さて、連休も本番に入り、皆さんいかがおすごしでしょうか？
　うちは昨夜、妻が福井の実家へと帰省し、残されたのは仕事の
　都合で動けぬ僕と、２羽のセキセイインコのみ。

　お盆と正月と合わせて年に三度の、
　いわゆる魅惑の［ぷきゅぷきゅ♪］状態になっています。


しかしぴぎょの様子を見ていると、どうも彼はいなくなったままのことを探しているみたい。
ぱぱやちいと遊んでいてもふと時折、戸口や台所を気にしています。

ぴぎょちゃん……、だからさっき夕方に散々、ままに甘えておいてと言ったじゃない。

でもそんな不憫な息子(？)を見て抱きしめてやろうとしては、やっぱり唇を咬まれてる飼主。(-_-;)
そして肩の上ではさっきから、後指の爪が伸び過ぎてＴシャツの繊維に絡まったちいが、外そうとして
ぎゃあぎゃあ騒いでる。

今年もとりあえず、妻のいないままこんな感じであと２日間、我が家の連休は過ぎてゆきます…。

タグ：セキセイインコ

世情 (……？)

ぴぎょがまだ小さかった頃、よく彼を指に乗せ、口元で歌を聞かせてやりました。

　←昼下がり、台所にて


覚えている範囲ではたしか、初めて歌ってやったのは伝説のGS、ザ・ジャガーズの“君に会いたい”
だったと思います。(わからない方はどうぞ、こちら を参照してください。)

　適当に歌詞を変えて、

　　　♪ ぱぱとぴぎょ　 (ぱぱとぴぎょ～)　　　苦しみ～ 　(苦しみ～)
　　　♪ ぱぱとぴぎょ　 (ぱぱとぴぎょ～)　　　悩み～ 　(なーやみ～) 　……

　…などと、まあこんな感じに。


せっかく歌ってやるならもっと景気の良い、楽しい曲にしてやれば良かったようなもんですが、
ぴぎょを飼い始めたこの時分は、妻が正社員勤め(現在は謎のパート)で仕事に出ていて帰宅が遅く、
夫はまだ幼いぴぎょを肩に乗せて独り、掃除をしたり炊事をしたり、家事に明け暮れる毎日。

そういった当時の我が家の暗い世相が、おそらく選曲にも反映していたのだと思います…。

タグ：セキセイインコ

ぱぱならいいかな

　〝チーン！〟

　うっわー、痛い！　やめれよ、ぴぎょは!!

　我が家の愛鳥、セキセイインコのぴぎょちゃん。
　彼はふだんから、ぱぱ(飼主)がいないとなんにも始まらない
　［ぱぱ大好きっ子］なんですが、
　じつはこのヒト、ぱぱを咬みまする。

　しかもいっつも、決まってクチビルばっかり。(+_+)

　たしかに本人にすれば悪気はないのでしょう、血が出るような
　激しい咬み方ではないのですが、それでもこちら人間としては
　ある意味、もっとも敏感な部分。
　あの小さく尖った口で咬まれるのは、素晴らしく痛い…。(>_<)

愛情いっぱいに、チュウをしてやろうとしては、〝チーン！〟
居間に寝転がっている折、何やら足もとから顔へと上ってきたなと思っては、やっぱり〝チーン！〟

そのたんびに苦痛に顔を歪め、仰け反る飼主。
ぴぎょこ……、こんなにも愛してやっているのに、お前はいったい何が不満で………！

続きを読む

タグ：セキセイインコ

ぱぱの詫び状

「……あれ？ぴぎょこお前？ごはん食べとらんがな！」

半日ほど家を空けて帰宅したある日、セキセイインコ・ぴぎょのエサ入れを見てびっくり！食べてない。

大好物のオーツ麦も、カナリアシードも全部残ってる。
ウウウ…、あの食いしん坊のぴぎょこが、いったい何故？

これは困った体調不良か？　お医者に診せねばならんやろか…？とかなんとか不安に駆られながら
もう一度よくよく鳥カゴの中を見てみると、

　←…ぱぱが悪かった！

上(↑)のようになっていました。(-_-;)

………スマン、ぴぎょ！
［食べてる］とか［食べてない］の問題ではなかったな、これではまったく、［食えぬ］わ！

ぴぎょこをキャッチ！

　とある事情でひと月ほど前、携帯電話を買い換えました。

　だけど携帯も何やら、知らない間にまたすごい
　進化をしているみたい。

　使いこなせばきっと、相当に面白いのだろうと
　思いつつ、寝床でマニュアルを開いてみては
　そのまますぐに寝入ってしまう毎日です。(^_^.)

　しかしとりあえずこの、オートフォーカス機能付きの
　カメラは、けっこう使い勝手がいい。
　で、面白がってカメラでぴぎょこを追い回していたら
　……アッ！変わったことが起こりました！

　一瞬、それも１回だけでしたがたしかに、最近の
　デジカメにはよく付いてるフェイスキャッチ、いわゆる
　［顔認識］機能が、ぴぎょこの顔に反応したんです！

　なるほどぴぎょちゃん、顔だけ白くて首から下は青い
　から、機械が「顔だ」と認識してくれたんですね♪
　目とか鼻とか口は、だいぶ人間と形状が違うにも
　かかわらず…。


……で、一応ちいにも反応するかとしばらく彼女を追い回してみましたが、こちらはやっぱり無反応。



ちいたん残念だけど、全身［黄色］一色ではアカンみたいだねぇ………。

タグ：セキセイインコ

ぱぱの偏差値

……あ、ちいこ、やめてケレ。

洗面所に行き、腰をかがめて手を洗っていると、やおらぱぱの肩の上からアタマの上に飛び上がった
セキセイインコの女の子、ちいちゃん。


















　←洗おうとして外した空の菜サシを
　　鳥かごの外に引っかけておくと、なぜかいっつも
　　乗りにくるちいちゃん。


目線を上げると彼女、とくに何をする様子もなく、“ちゅん”と行儀良く髪の毛の中に座ってる。
その可愛い様子とは裏腹に、鏡に映る、黄色い女の子を頭にのせた飼主の姿はちょっとフクザツ。

うう……、どう好意的に見ても、あまりかしこい人には見えない。

ちいが頭にいるだけでぱぱのビジュアルは偏差値で言えば、一気に１０は下がった気分です。(-_-;)

ところでこのヒトの頭にのるという行為、ちいのお兄ちゃんであるぴぎょはしません。

彼はだいたいからして、幼少の頃から慎重派。
きっと黒くてモサモサした、[髪の毛]というものに危険を感じるのでしょう。
たまにふざけてのせてやろうとしてみても、ポピッ！とすぐに台所の布巾かけの上、逃げていって
しまいます。

……ちいたん！ぱぱの頭に登れるのは、世界中でもお前だけだぞ！

止まり木のお嬢様

　ぴぎょはべつに、落ち込んでいるわけではありません。

　鳥かごの上にさして立ててある、ブランコの輪にひたいをつけて
　“ヴ～～ン…”と、必死で頭を掻いているところです。

　このブランコの輪、もともとぴぎょがまだまだ小さく、
　飛び始めた頃に居間の電灯のヒモからぶら下がっていた物なの
　ですが、ある日彼がポピッ！と勢い良く飛んできて摑まった瞬間
　［ぶちっ！］と根元から切れてしまい、そのまま落下。

　仕方なくかごの上にさしておいたら、これがけっこう頭を掻いたり
　上にのったり、付いてる鈴をド突いて鳴らしたり、色々と上手に
　遊ぶので、以来そのままになっているのです。
　
　そしてこの輪っか、現在はぴぎょの妹・ちいもお気に入りです。

続きを読む